野村元社員 インサイダー取引
証券最大手「野村証券」(東京都中央区)の中国人社員らによるインサイダー取引事件で、東京地検特捜部に金融商品取引法違反の疑いで逮捕された企業情報部の元社員レイ瑜(れいゆ)容疑者(30)(22日付で解雇)の口座に2007年12月ごろ、共犯の知人の口座から数百万円が送金されていたことが23日、証券取引等監視委員会の調べでわかった。(レイはガンダレに「萬」)
送金はレイ容疑者が香港に転勤した前後で、不正取引で得た利益の一部とみられる。監視委などは一連の不正取引をレイ容疑者が主導した証拠とみて調べている。
レイ容疑者の口座に送金していたのは、機械部品メーカー社員の蘇春光(そしゅんこう)(37)と大学生の弟・蘇春成(そしゅんせい)の両容疑者(25)。
送金があったのは、レイ容疑者が07年11月に香港の現地法人への転勤を内示された直後。企業情報部から離れると、顧客企業のM&A情報が入手できなくなるため、不正取引を手じまいする意味で、兄弟との間で利益を精算した可能性が高い。
更新日:2008年04月23日 18:00


